武田薬品工業、臨時株主総会でシャイアー買収を承認

 5日に大阪市で行われた武田薬品工業の臨時株主総会で、総額7兆円でシャイアーを買収する提案が2/3以上の賛成で可決されました。

 シャイアーも同日夜(日本時間)に臨時株主総会を開き、承認されれば日本企業として過去最大の買収が成立します。

 武田薬品工業は国内製薬最大手で、一方のシャイアーはアイルランドの製薬大手で両社の2017年度売り上げはほぼ同規模。買収の手続きは、早ければ年明けにも完了する予定で、製薬会社の売り上げ世界トップ10に入る巨大製薬会社(メガファーマ)が日本に誕生することになり、注目されています。

 この買収を巡っては、武田の創業家は反対していると言われ、創業家出身の長武田国男元社長(78)は反対の意向を表明してました。ただし、創業家一族の持株比率は数%に過ぎず、影響は限定的と見られていましたが、臨時株主総会では結局2/3以上が賛成しました。

 ただし、買収資金は現金3兆円と新株発行4兆円でまかなわれる予定で、これによって同社の有利子負債は5兆円を超える見込みです。