ヘビー級新王者に薬物違反の疑い

 アメリカのスポーツ専門局ESPNが21日報じた所によると、プロボクシングのWBAヘビー級王者ルーカス・ブラウン(36)に禁止薬物、クレンブテロールの陽性反応が出たそうです。

 ルーカス・ブラウンはオーストラリア出身で、29歳でデビューした遅咲きの選手です。デビュー戦は2009年、4ラウンドKO勝ちでした。同年総合格闘技でもデビューを果たしましたが、2010年11月の試合を最後に引退。その後はボクシングに専念し、2016年3月にチェチェン共和国グロズヌイのアフマド・アレーナで行われた、WBA世界ヘビー級タイトルマッチでチャンピオンのルスラン・チャガエフを10回KOで降し、オーストラリア人として初めてボクシングのヘビー級チャンピオンとなっていました。

 この一戦後に行われたVADA(ボランティア・アンチ・ドーピング協会)による検査で、クレンブテロールと言う禁止薬物の陽性反応が確認されたと言うことです。

 クレンブテロールには筋肉増強作用があるとされ、完全にクロとなれば、タイトルマッチは無効地合となり、チャンピオンベルトは剥奪されます。