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東芝、純利益1兆円

 東芝が8日に発表した2018年4~6月期の連結決算によると、純利益は前年比で20倍以上の1兆0167億円だったそうです。

 四半期として過去最高益となっていますが、営業利益は7億円に過ぎません。では、何故過去最高益を更新したかと言えば、6月にメモリー事業子会社「東芝メモリー」の売却が完了、その売却益9655億円を計上した結果です。

 売上高は前年同期比7.3%減、営業利益は前年同期比94.5%減。何しろ、債務超過を解消するために稼ぎ頭だった東芝メモリを売却してしまいましたから。それ以前にも、黒字部門だった医療機器事業をキャノンに売却しており、東芝はこれから何で稼ぐのだろうという状態です。単なるエレベーター会社になってしまうのではないか、とも言われるほどです。

 メモリ事業は営業利益の9割を稼いでいたという話を聞いたときは、さすがにそれは無いのでは?、と思いまったものです。しかし、営業利益94.5%減と言う事は、どうやら本当だったようです。本当にこれからどうするんでしょう?、東芝は。

ソフトバンク、アリババとガンホーの株を売却

 ソフトバンクグループの3日発表によると、売却した中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング株の総額が、100億ドル(1兆0900億円)に達するそうです。

 1日に発表した時点では79億ドル以上の見込みでしたが、市場の需要が高かったこともあって2日に10億ドル、3日に11億ドルの追加売却を決め、100億ドルに達したものです。

 また、保有するガンホー・オンライン・エンターテイメント株の売却も決定。アリババは持株比率が32.2%から約27%に低下するものの、持分法適用会社の位置づけは変わりません。しかし、ガンホー株は2億7260万株(持株比率28.41%)のうち2億4830万株を売却し、持分法適用会社から外れることになります。

 売却は何か案件があるわけではなく、財務体質の強化が主目的で、調達資金は有利子負債の返済などに充てると言う事です。

 アリババ株の売却額が約1兆0900億円、ガンホー株の売却額が約780億円。そんなに財務体質の強化が必要だったんでhそうか、ソフトバンクグループは。

郵政3社、株式公開

 日本郵政と傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命保険が4日、東京証券取引所1部に株式を上場しました。3社の初値はいずれも売り出し価格を上回り、その後も初値を大きく上回る水準で推移。日本郵政の終値は1760円(売り出し価格1400円)、ゆうちょ銀行が1671円(同1450円)、かんぽ生命が3430円(同2200円)。かんぽ生命はストップ高で終わっています。

 終値を基にした時価総額は、日本郵政が7兆9200億円、ゆうちょ銀行は7兆5195億円、かんぽ生命が2兆580億円。3社の単純合計で時価総額は約15兆円となり、1987年にNTTが上場した時の約25兆円以来となる大型上場になりました。

 思い起こせば小泉政権による2005年の「郵政選挙」から10年です。あの時は吹き荒れる小泉旋風で自民党が大勝利、反対する者は抵抗勢力として排除されました。

 その後、民主党政権の誕生で紆余曲折ありましたが、郵政民営化は最終段階です。