東芝、純利益1兆円

 東芝が8日に発表した2018年4~6月期の連結決算によると、純利益は前年比で20倍以上の1兆0167億円だったそうです。

 四半期として過去最高益となっていますが、営業利益は7億円に過ぎません。では、何故過去最高益を更新したかと言えば、6月にメモリー事業子会社「東芝メモリー」の売却が完了、その売却益9655億円を計上した結果です。

 売上高は前年同期比7.3%減、営業利益は前年同期比94.5%減。何しろ、債務超過を解消するために稼ぎ頭だった東芝メモリを売却してしまいましたから。それ以前にも、黒字部門だった医療機器事業をキャノンに売却しており、東芝はこれから何で稼ぐのだろうという状態です。単なるエレベーター会社になってしまうのではないか、とも言われるほどです。

 メモリ事業は営業利益の9割を稼いでいたという話を聞いたときは、さすがにそれは無いのでは?、と思いまったものです。しかし、営業利益94.5%減と言う事は、どうやら本当だったようです。本当にこれからどうするんでしょう?、東芝は。

谷川翔、初優勝

 29日に東京体育館で行われた体操の全日本選手権で、順天堂大学の谷川翔(19)が初優勝しました。

 2008年から同大会10連覇中だった内村航平(29)は予選で5位と出遅れ、最終順位は3位で11連覇を逃しました。2位は予選で1位だった日本体育大学の白井健三(21)。

 内村選手はオリンピックに3大会連続で出場し、個人総合で2連覇するなど合わせて7つのメダル獲得。世界選手権でも6連覇を果たし、メダル19個を獲得。全日本選手権も10連覇中の絶対王者でしたが、その内村を止める選手が出現しました。奇しくも、内村選手が前日本初優勝を飾ったときと同じ19歳。しかも、19歳2ヶ月は史上最年少優勝です。

 日本体操界に10年ぶりの世代交代が起きようとしているのかも知れません。高校2年生の時に腰痛を発症、順天堂大学に入学した年は動けなくなるほど悪化し、練習を再開したのは昨年12月。ほぼノーマークの選手が、いきなり内村と白井の日本体操男子ツートップを破って初優勝。これはもう、期待するなと言う方が無理ですね。2年後の東京オリンピックが楽しみです。

天安門事件の死者は1万人

 1989年に北京(中国)の天安門広場で民主化運動を軍が武力で弾圧した、いわゆる「天安門事件」について、1万人以上が殺害されたとするイギリスの公文書が公開されました。

 天安門事件と言うのは、1989年の6月4日、共産党政府に民主化を要求して天安門広場へ集まった学生を中心とする一般市民に対して、人民解放軍が無差別に銃撃を加え、戦車や装甲車でひき殺すなどの行為で多数の死者を出した事件で、6月4日に起きたことから六四天安門事件とも呼ばれますす。中国政府は徹底的な情報統制で事件を隠蔽、現在も同国のインターネットでは、天安門事件についての情報は一切検索できず、書籍の出版等も、この事件について語る事自体を許していません。

 今回公開されたイギリスの公文書以外でも、最近になって機密解除されたアメリカの文書でも死者を10454人としています。

 事件当時、北京市長は死者の数を約200人、負傷者数を約3000人と証言していましたが、実際には50倍以上の死者が出ていたことになります。

ドイツのアイヌ民族遺骨、返還で合意

 北海道で盗掘されたアイヌ民族の遺骨を所有するドイツの民間学術団体「ベルリン人類学民族学先史学協会」(BGAEU)と、日本政府の間で返還の合意がなされたそうです。

 今回返還されるのは、ドイツ人旅行者ゲオルク・シュレージンガーが1879(明治12)年に札幌のアイヌ墓地から持ち帰った物で、本人が後に民族学誌で「夜の闇に紛れて入手した」と盗掘した物であることを認めていました。

 BGAEUは、遺骨が不当な手段によって収集された可能性がある事を認め、今年1月に日本政府と返還協議を行う意向を表明していました。

 アイヌ民族の遺骨は、研究対象として海外に持ち出されたケースは幾つもありますが、外交ルートを通じての返還が実現するのは今回が初めてのことです。

 BGAEUは今回返還に合意した遺骨以外にも、6体分の頭蓋骨を保有。さらにドイツ政府が、頭骨10体と骨1体を保有しています。

 北海道大学も2016年、研究目的で1930年頃に墓地から掘り出したアイヌの遺骨12体を返還しています。

本田、メジャーリーグサッカーへ移籍か?

 イタリアサッカー専門メディア「トゥットメルカートウェブ」が、ACミランに所属する日本代表FWの本田圭佑が、アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)昨シーズン王者、シアトル・サウンダースに移籍する可能性があると報じています。

 本田は昨シーズン、ACミランの監督に就任したヴィンチェンツォ・モンテッラの評価を得られず、今季リーグ戦先発出場1試合と、チーム内での立場は戦力外に近いものになっています。1月の移籍市場でも、プレミアリーグのハル・シティや、MLSのロスアンゼルス・ギャラクシーなどへの移籍話が浮上していました。

 本田とミランの契約は、今年6月で満了となります。ミランとの契約が移籍のネックですが、契約延長の話は一切浮上していませんし、ミランは本田の放出にはむしろ積極的だと言うことで、電撃移籍の可能性は十分にありそうです。

 本田は1月にハル・シティからのオファーを断ったと伝えられています。このままミランに残っても時間の無駄遣いのような気もしますが、本人はまだミランに未練があるのか、まだ現状をひっくり返す可能性に賭けているのか。

ソフトバンク、アリババとガンホーの株を売却

 ソフトバンクグループの3日発表によると、売却した中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング株の総額が、100億ドル(1兆0900億円)に達するそうです。

 1日に発表した時点では79億ドル以上の見込みでしたが、市場の需要が高かったこともあって2日に10億ドル、3日に11億ドルの追加売却を決め、100億ドルに達したものです。

 また、保有するガンホー・オンライン・エンターテイメント株の売却も決定。アリババは持株比率が32.2%から約27%に低下するものの、持分法適用会社の位置づけは変わりません。しかし、ガンホー株は2億7260万株(持株比率28.41%)のうち2億4830万株を売却し、持分法適用会社から外れることになります。

 売却は何か案件があるわけではなく、財務体質の強化が主目的で、調達資金は有利子負債の返済などに充てると言う事です。

 アリババ株の売却額が約1兆0900億円、ガンホー株の売却額が約780億円。そんなに財務体質の強化が必要だったんでhそうか、ソフトバンクグループは。

ヘビー級新王者に薬物違反の疑い

 アメリカのスポーツ専門局ESPNが21日報じた所によると、プロボクシングのWBAヘビー級王者ルーカス・ブラウン(36)に禁止薬物、クレンブテロールの陽性反応が出たそうです。

 ルーカス・ブラウンはオーストラリア出身で、29歳でデビューした遅咲きの選手です。デビュー戦は2009年、4ラウンドKO勝ちでした。同年総合格闘技でもデビューを果たしましたが、2010年11月の試合を最後に引退。その後はボクシングに専念し、2016年3月にチェチェン共和国グロズヌイのアフマド・アレーナで行われた、WBA世界ヘビー級タイトルマッチでチャンピオンのルスラン・チャガエフを10回KOで降し、オーストラリア人として初めてボクシングのヘビー級チャンピオンとなっていました。

 この一戦後に行われたVADA(ボランティア・アンチ・ドーピング協会)による検査で、クレンブテロールと言う禁止薬物の陽性反応が確認されたと言うことです。

 クレンブテロールには筋肉増強作用があるとされ、完全にクロとなれば、タイトルマッチは無効地合となり、チャンピオンベルトは剥奪されます。

郵政3社、株式公開

 日本郵政と傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命保険が4日、東京証券取引所1部に株式を上場しました。3社の初値はいずれも売り出し価格を上回り、その後も初値を大きく上回る水準で推移。日本郵政の終値は1760円(売り出し価格1400円)、ゆうちょ銀行が1671円(同1450円)、かんぽ生命が3430円(同2200円)。かんぽ生命はストップ高で終わっています。

 終値を基にした時価総額は、日本郵政が7兆9200億円、ゆうちょ銀行は7兆5195億円、かんぽ生命が2兆580億円。3社の単純合計で時価総額は約15兆円となり、1987年にNTTが上場した時の約25兆円以来となる大型上場になりました。

 思い起こせば小泉政権による2005年の「郵政選挙」から10年です。あの時は吹き荒れる小泉旋風で自民党が大勝利、反対する者は抵抗勢力として排除されました。

 その後、民主党政権の誕生で紆余曲折ありましたが、郵政民営化は最終段階です。

ギリシャで大規模デモ

 ギリシャ議会で15日、欧州連合(EU)側から求められている構造改革の関連法案の審議が行われる中、採決に反対する大規模な抗議デモが行われ、参加者の一部が暴徒化して治安部隊と衝突するなどしました。

 この日のデモには1万人以上が参加。一部の参加者が火炎瓶や石などを投げたことから、治安部隊は催涙弾などで応戦、50人以上が拘束されたという事です。

 ギリシャは国際通貨基金(IMF)への返済期限だった6月末までにEUからの援助を引き出せず、遅滞国となっていました。これを受けてチプラス首相は、金融支援の条件として欧州連合(EU)などが示した構造改革案を受け入れるかどうかを問う国民投票を行うと宣言。5日に行われた投票では、構造改革案受け入れに反対する意見が6割を超え、緊縮策に反対を唱えていたチプラス首相は勝利宣言。ギリシャのデフォルト、ユーロ離脱は時間の問題とみられ、ギリシャの銀行は資金が不足、預金の引き出し制限が実施されるなど社会は混乱しました。

 所が、国民投票の結果を受けて強気の交渉を行うとみられていたチプラス首相、EUが求めていた増税や年金削減の構造改革を受け入れ、EU側も支援に合意。

 支援合意はいいとして、チプラス首相は一体何がしたかったんだろう?、と世界中が思っているでしょうね。緊縮策撤廃を掲げて政権を取り、国民投票まで行って緊縮策を拒否。その国民投票でも勝利したのに、結局EUの要求を受け入れている。国民投票でEUから妥協を引き出そうとしたけど、EUが突っぱねて諦めた、のでしょうか?。

マイヤ・プリセツカヤさん死去

 20世紀最高のバレリーナと称されたロシアのマイヤ・プリセツカヤさんが2日、心臓発作のためドイツの病院で死去しました。89歳でした。遺骨は遺言により散骨されると言う事です。

 マイヤ・プリセツカヤさんは、1943年に国立モスクワ舞踊学校を卒業し、ボリショイ・バレエに入団。アンナ・パヴロワの代表作「瀕死の白鳥」や、、「白鳥の湖」のオデット/オディール、「眠れる森の美女」のオーロラ姫を当たり役としましたが、ユダヤ人である事を理由に差別も受けました。

 1960年にガリーナ・ウラノワが引退すると、ボリショイ劇場のプリマ・バレリーナ(首席バレリーナ)に任命され、65歳でボリショイ劇場のソリストから引退するまで活躍。1994年からは、自身の名を冠したマイヤ・プリセツカヤ国際バレエコンクールの審査員長を務めていました。

 プリセツカヤさん、大変な親日家だったそうです。来日回数は40回を超え、2003年には宝塚歌劇星組公演「王家に捧ぐ歌」の振付を担当。2006年には第18回高松宮殿下記念世界文化賞の演劇・映像部門を受賞し、2011年には日本のバレエに対する貢献が認められて旭日中綬章を受賞しました。